感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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FREEDOM 感想

カップヌードルのCMに出てきた、あれです。一時期相当話題になったような覚えがあります。視聴者の興味の引き方がとても上手いですよね。宇多田ヒカルの主題歌にも日清カップヌードルっていう歌詞が入ってるんですよこれ。いやぁ、コラボレーションてすごいなと。

しかもCM時の切り取り方がまた上手いんです。ものすごく引きで終わりながら想像を掻き立てつつ、でもそれぞれがちゃんとストーリーになっていて、きちんと見ていればなんとなく本筋がわかってくるような。あのCMをみてカップヌードルを食いたくなるかどうかはわかりませんが、間違いなくFREEDOMに興味は沸きました。で、実際に見てみるとこれまた旨そうに食ってんだなー、カップヌードルを(笑)


ということで商業的には非常にうまい試みだったと身をもって証明された本作ですが、実際の中身はというと、非常に単純かつオーソドックスながらも逆にシンプルさが上手い具合に作用し、なかなか面白いものになっています。さすが大友氏ですな。


月から地球に、そして地球から月に、なかなかいけるものではありませんが、主人公はそれを、女の子に会いたいという非常に単純なモチベーションだけで実現します。それがまた潔さというか、ありえないだろうというばかばかしさとともにわかりやすさにつながっていて、余計なことを考える必要をうまく無くさせてくれているように思います。私は常々、登場人物のモチベーションの必然性について重要だと思っており、それをいろいろと考えながら作品を鑑賞することが大きな楽しみ方の一つとなっているわけですが、そういう意味でこの作品のモチベーションの単純性というのは、疑問を挟む余地がないという点で非常に納得性があり、いわゆる腑に落ちるわけです。そのためそれ以外のところ、たとえばモチベーションをバックグラウンドとした各登場人物たちの行動とその結果、彼らが進んでいく方向性、舞台装置、時代背景などに、心置きなく集中することが出来、結果、ストーリー全体を楽しむことが出来ると。


なんか上手く作られていると思いますよ。小手先の表現技術とかではなくて、骨太感とでも言うのかな。私は大友さんの作品って実は初めてなんですが、その辺が世界中に影響を与えてきた大友克洋たるゆえんなんだろうなと感じました。


コレクションアイテムとしての価値は別として、視聴作品としては(1枚の時間数が短く)DVDを買う気にはなりませんが、見て損はない作品だと思います。何も考えずにエンターテインさせてくれます。



☆4くらいあげてもいいかも。

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