感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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TV版最終兵器彼女 感想

私はアニメを見る際には原作を知らない場合がほとんどですが、この作品に関しては例外で、ずいぶん前に原作の漫画を読んだ覚えがあります。ずいぶん前過ぎてクライマックスがどうなったか実はあまり覚えていないんですが(←読んだ意味無い)全体の雰囲気や流れなんかは一応記憶に残っています。

そんな私から見た感想ですが、非常に原作に忠実に作られている作品だと思いました。OVAではなくTVでのアニメ化だとそもそも絵が変わってしまうことが非常に多いのですが、この作品についてはまったくそんなことは無く、高橋しん氏の原作どおりの作画だったのがまずはとても気に入りました。


ストーリーもほぼ原作どおりです。一番最後だけはアニメ版オリジナルの終わり方らしい(インタビューで監督自らが語っております)のですが、肝心なところで原作を覚えていないためなんとも比較しようがないです。まあそれは別としても、原作が好きな人ならばきっと気に入ると思います。私自身は原作に対しても「ちょー面白かった」と思っているわけではないんですが、少なくとも原作より劣っていると思うところは無かったです。人によって気になるところがあるとすれば声優さんくらいじゃないですか。私は特に気にならなかったですし。


まずちせ役の折笠富美子さんはずっぽし(意味不明)でした。いやぁやばいっす。はまりすぎ。想像通り、否、それ以上の配役に脱帽です。可愛過ぎです。「ごめんね(北海道イントネーション)」でやられて終わりです。(なにが?)


シュウジ役の石母田さんは賛否両論あるようで、おっさん過ぎという意見が多いようですが、私としてはそんなに違和感が無かったです。不器用な感じがうまく出ていたんじゃないかと思います。


一番印象に残っているシーンは、アケミが地震で怪我をしてシュウジの腕の中で死んでいくシーン。素で泣けます。
・゜゜・(>_<;)・゜゜・。


この作品もまた世界観としては非常にスケールがでかい話なんですが、実際に描かれている部分に閉じればごくありふれた日常を基点としながら、非日常である戦争であったり災害であったりといったものを経て、ありふれた二人の男女がどのように恋をしながら生きていくか、ということを1人の男(シュウジ)の視点で描いている作品です。(これはアニメの感想というよりは原作も含めた「最彼」に対しての感想ですが。)もちろん彼女が最終兵器になってしまったり、友人が戦争に行ってしまったりといった「ありふれていない」事はたくさん起こるのだけれど、それでもそれぞれのキャラクターの行動の根源にあるのは普段の僕らとそう大差ない価値観であり、だからこそ非日常でのさまざまなありえるはずのない出来事に妙なリアル感を覚えるのではないでしょうか。


そして重要なのは、あくまでシュウジという1人の人間の視点で書いているというところであり、ここが読者や視聴者が共感できる大きな要因のひとつとなっています。下手に叙事的な表現が入ってしまったり背景への語りに力が入ってしまうと、情報としてはそのほうが多いかもしれないけどそれが逆に物語の焦点をずらしてしまうことにつながり、結果ここまでストレートな作品にはならなかったんだと思います。このへんは作者のセンスの良さなんだろうなーと思いました。

☆3.5です。
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