感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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天元突破グレンラガン 感想  最終話まで

終わった後の寂寥感がハンパないikutoです、こんにちわ及びこんばんわ。


熱い熱いと叫びながら見ていた本作品も、最後まで見るとやはり物悲しさが残ります。否、それは熱い作品だからこそ、なのかもしれません。いろいろぐだぐだ書いてもこの作品の魅力を伝えることは難しいので、放棄します(えー!)


冷静になって考えると、本作品は結構好き嫌いが分かれるかもしれません。熱さと勢いを主動力として進んでいく作品のため、はっきり言って全くロジカルではありません。まじめに突っ込もうとおもえばいくらでも突っ込みどころはあり、そういうところを突っ込まずにはいられない方(普段は私も割とそういう方なんですが)にはただの理不尽物語と映ってしまう可能性が有ります。

そういう意味では、子供だまし的な、気合があればすべてうまくいくんだーといった安易な結果になっているのは拭い去れない事実だと思います。


ただ本作品を魅力的にしているのは、ある点では勢い・気合だけで問題が解決している反面、そこには登場人物たちの「死」が必ず存在しているということです。

本来、いたずらに死を多く描くのは私の好みに反するのですが、螺旋族という種として戦っている以上犠牲がないなんてことはありえないわけで、必然ともいえる死を登場人物の死できちんと描くという点において、本作品の真剣度≒作品としての「熱」を感じさせる大きな要因となっているように思います(正直、グラパール隊だけがが次々にやられているところでは、上記の点において疑問を感じました。味方であるキッドやアイラック、バクサ兄弟が死んでいくところをきちんと描いたことによって初めて、成し遂げられたことに価値が帯びてくるんだと。)


ここはバランスが非常に難しくて、どれだけ人の「死」のインパクトの大きさを表現できるかというとことがポイントとなります。安易に人を殺せば「死」そのものの重みが薄れてしまいますし、かといってあまりにもそれを避けてしまうと単に都合の良いおこちゃまドラマになってしまう。


本作品を秀逸と感じる点は、上記のバランスによるところが大きいと私は思っています。人が生きていくうえで乗り越え無ければならないことはたくさんあるのだけれど、どんな出来事より人の死ということのインパクトが大きい。でも、それだって乗り越えて進んで、生きていかなければいけないんだ、という強いメッセージを感じます。


●シモン
カミナの背中を追って一時は灰になっていましたが、最終的には人類(螺旋族)の党首としてアンチスパイラルと対抗する最主翼となります。よくもここまで育ってくれました。物語のはじめからカミナが言っていた、「お前のドリルは月まで届くドリルだ」という言葉どおり、最終的には別次元の宇宙まで届く程になります。もう何がなんだかよくわかりませんが。


ただ、エンディング前のラストシーンは、本当に切ない。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。


仲違いでも死別でもなく、ただ消えていくことによる別れ。まやかしの生き物として生まれたニアの悲しい結末。それでも笑顔でみんなの下を去るシモン。マジで泣いちゃうよぉ・・・強くなったなー


●カミナ
いやちょっとさ、あの登場※はずるくない?完全にカミナ=神となりました。
※最終話、平行宇宙にみんなの意識が飛んでしまっているときの話です。


●ロシュー

ロシューは本作品では唯一の(くそ)まじめなキャラクターでしたが、成長するにしたがって頑固さが加わり、大人であるということを履き違えてしまったように描かれています。責任感のあまりシモンを投獄してしまうところなどは、完全に悪役扱いです。


ただ、彼は決して間違っていないとも思うわけです。人が生きていくうえで、計画・準備と実行・自律というのは必要不可欠ですし、彼が常日頃から目指してきたものはそういうことでした。結果としてそれらではアンチスパイラルには対抗できなかったわけですが、だからといって彼の営みが無駄だったわけでは決してない。むしろ彼を中心に科学の進化を進めたからこそ、月が落ちることやそのときの影響など、シモンが戦うために必要となった様々な情報を得ることが出来たことも事実です。


そういう意味で報われない非常にかわいそうなキャラであるとも言えますが、考え方と行動信念からすればむしろ個人的にはとても共感を覚えます。彼は自ら命を絶つ必要なんかありません。

なぜなら、彼は間違っていないのだから。


本当に将来のことを考えて今何をすべきかをキチンと理解したうえで行動を決める。もちろん個人の思考には限界はありますが、少なくともこの世界にそういう人は一人もいなかったわけで、シモンとは別の意味でものすごく強い人間を描いているんだと思います。


必要悪を理解したうえで彼のような人物がリアルにいたら、今よりはもう少しマシな世の中になるんじゃないかとも思います。


●ロージェノム

ロージェノムは生体コンピュータ化して記憶のみを利用しているはずだったのに、いつの間にか自我が芽生え、最後には肉体まで手に入れてんじゃん!どういうことよ。。。
(と、突っ込みどころは満載なのですが瑣末なことなので無視することにします。)



面白かったですが、なんか終わってしまった感がとても強くて続編を見たいかというと微妙な心境です。劇場版を見るかどうかはわかりませんが。。。評判しだいですかね。


いずれにしても、TV版、堪能させていただきました。
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