感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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狼と香辛料 アニメ化

つい先日感想を書いたばかりですが、狼と香辛料がアニメ化するようです。売れ行きから行っても、「このライトノベルがすごい!2007」で作品部門&キャラクター女性部門で2冠を達成したことからしても、もちろん読んでみた感想からしても、まあ間違いなくそうなるだろうなと予想していましたが、こんなにも早くなるとはさすがに予想外。
具体的に何時から始まるかはまだわからないみたいですが、楽しみがひとつ増えました。深夜枠だとありがたいんだけどな・・・平日夜となると、いよいよHDレコーダを買わなければならなくなるかも。
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狼と香辛料

全体的な雰囲気はファンタジックですが、かといって魔法や魔物といったものが跋扈しているような世界ではなく、単に本当に数百年前のどこかのヨーロッパの国の話といった感じで妙に現実的です。そしてその現実の延長として、疑われつつも今よりもずっと現実のものとして認知されていた神や信仰といったものを、そこにいる人の視点で描いている不思議な感じの作品です。

主人公ロレンスが商人なので物語の中心も自然と経済的なお話になります。ひどく現実的な話とそれにまつわるなかなかに困難な壁に対して、必死に搾り出した知恵とちょっと非現実的な力を駆使して乗り越えていくというのが結構ハラハラできて面白いです。

そしてなにより、ロレンスとホロのやり取りがこの物語の肝です。見た目は十代のかわいい女の子なのに何百年と生きてきた豊作の神で狼の化身のホロが、25歳で商人としていよいよバリバリと稼ごうとしているロレンスをものの見事にやりこめつつも(時々ロレンスが可哀想になるけれども)それを許してしまう、許さざるを得ない状況に持っていってしまうところに、とても微笑ましいものを感じます。

相手が考えていることをお互いにこれでもかというくらい考えてから言葉を発し、間違って言ってしまったことに対しては素直に謝る。こういうコミュニケーションはなんというか、憧れますね。常にこうありたいものと思っていますが、それには自分自身はもちろんのこと、相手のことも理解したうえで信じていないといけないのですから、なかなか難しいものです。独りよがりになってしまうと3巻みたいにすれ違っちゃったりするんですよね。

コミュニケーションをテーマにしている作品はゴマンとありますが、コミュニケーションそのものをここまで楽しめる作品というのはなかなか無いと思います。☆4つ。
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