感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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蟲師 感想その2

感想その1でも絶賛しましたが、やっぱり良いですね。


この作品の各話に共通して感じることは、一人ひとりの人生は悲劇的なものが多いのだけど
それを「蟲の時間」の中で感じてみるとちゃんと「救い」となっているように感じるって
ことです。

フィーリングの話しなので具体的にどうとか言えない(私の表現力不足)のがとても
もどかしいのですが、印象としては手塚先生の「火の鳥」に近い感じです。

まあそもそも蟲ってやつの存在自体が火の鳥に似ているんですがね。


「救い」の要素の一つとして、夫婦の描き方が挙げられます。
若い夫婦の描写が結構出てくるんですが、描かれ方がとても暖かくて良い心地がします。
物語としては結構悲しい話も多いんですが、それでもそれぞれの夫婦のあり方がとても
素朴で純粋で、見ている側としてはそこにわずかながらも「救い」を感じます。

#とはいってもまあこういう部分は極めて主観的な話なので見る人によって千差万別だとは
#思いますが、肝は、なにもそこに救ってくれる何かがいるわけでもなく、かといって
#貶める何かがいるわけでもなく、自分を含めたそれらはただそれとしてそこにあるだけって
#ことです。その上でそれらをそれぞれがどう捉えるかはまたそれぞれに委ねられていると。


なんか微妙に哲学っぽい話になってしまいましたが、私の場合はたまたまそこに「救い」を感じた、というだけのお話でした。

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ブレイブストーリー 感想

物語としては分かりやすく違和感はありませんでしたが、「適当に」まとまっていて、ガツンとくる作品ではありません。とはいっても子供と一緒に楽しむ娯楽映画としてはそれなりによく出来ているんではないでしょうか。ただしあんなに大々的に広告を打つほどの作品では無いと思いましたがその辺りはマーケティングとか大人の事情とかってやつなんでしょうね、きっと。

メッセージとしてはクライマックスにワタルの口から語られる台詞に集約されています。それ自体は悪いことではないし、この点ではまさに子供向け(かつ現実的)なメッセージだなという感じですが、ラストシーンがその言葉を全て台無しにしているように思えてなりません。最後、現世に戻ってきてからアヤとミツルが出てくるのはなぜなのよー今までの冒険は何だったのよー。そしてワタルのお父さんは戻ってこないまま。。。そんな理不尽な。ミツルが魔族をビジョンに放ってそれを救ったのはワタルなのにー。結局得をするのは他人の迷惑顧みず私利私欲に奔った者ってことですか。


原作は知りませんが、おそらくワタルがビジョンに移ってからの冒険の日々が事細かに描かれていることと想像します。でなければワタルがビジョンに対してあそこまで愛着を持った理由が理解できないから。この作品の中では端折られまくっているっぽい描写でしたが、本当に重要なのはそういうところなんですよね。これが50話もののアニメだったらそういうところをしっかり描けるんでしょうけど、まあ映画だから仕方ないか。(そういうところをしっかり描いてくれて、クライマックスに納得性を持たせてくれたのがエウレカセブンでした。)


CMで泣きながら見ている人の映像が出ていましたが、どこで泣けるんでしょうか。私は相当涙もろいですが(正月早々漫画の「はじめの一歩」で梅沢君が一歩の家を出て行くところを読んで一人で泣いていましたし。)この作品では泣けるほど感情移入は出来ませんでしたね。大人がお金を払って映画館に見に行く作品ではないと思います。

「子供向け」と割り切ってやっと☆2です。
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