感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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青の6号 感想

前々からなんとなく気にはなっていたのですがあまり機会も無く見ずにいましたが、たまたまDVDが借りられたので見てみました。
この物語は原作があります。私は知りませんでしたが、結構古い作品のようで、年代が上の方のファンが多いようです。
で、アニメはというと、今をときめく(?)GONZOの作品で、フルデジタル、2Dアニメーションと3DCGを混ぜて使う手法を用いています。今でこそポピュラーな手法ですが、1996年の作品ですから今から8年前、当時としては相当斬新だったのではないでしょうか。96年っていうとエヴァが始まった年ですよね。まぁエヴァと比較するのが適当かどうかは別として、エヴァは劇場版でさえ完全2Dですからそういう点と比較してもまあ結構クリエイティブなことを試みたんだなーという感じがします。その辺は4巻(最終話)特典映像の製作者インタビューを見るとわかります。

そのインタビューの中でもう一点特徴として触れているのが、キャラクターデザイン。あらすじとしては、人類と人類ではない知的生命体との戦いが柱としてあるんですが、人類側とそれ以外の側で、キャラクターデザインをしている人が違うんですね。これ、見ていてずっと変だなーって思っていたので最後のインタビューでやっと違和感の謎が解けました。あえてそういう風にすることで対立感をよりいっそう増加させています。

さて、いい加減な事前解説はこの辺で終わりにして、本題の感想です。

まずは上記でも触れているCGがとても綺麗です。
青の6号は潜水艦なので、魚雷やミサイル、水中での爆発などでひときわCGの綺麗さが目に留まります。基本的に戦争しているんで、ほとんどが戦闘シーンですが、今見ても結構「をを!」って思うくらい3Dは綺麗です。ただ、2Dの敵側の描写が、(狙っているんだとは思いますが)全体的に暗くてよくわからない・・・不気味さとか暗黒っぽさを出すためだと思いますが、もう少しはっきり見せてくれても良かったかなぁと思います。

あらすじは、人類とある科学者が生み出した知的生命体との戦いを中心としながら、人類が生き残るためには最終的に異種族間の相互理解が必要だという点に気づく、気づかされる、というもののような気がしますが違いますかそうですか。
で、物語として面白いかどうかといわれると、まあそこそこって感じです。めちゃ面白かったというわけではないですがつまらなかったわけでもない。ただ、なぜ4話なんでしょうか(全部で2時間ちょっと。OVAでは普通なのかな?)。ちょっと消化不良な感じがします。
素材としては面白そうだなと思いますが、それはきっと原作がしっかりしていて根っこに流れる世界観がどっしりあるからだと思います。生物兵器(命を持った兵器という意)なんて発想も面白いし。

原作を知っている人ならもしかしたらわかるのかもしれませんが、主人公の過去や、そもそも青シリーズの存在意義、戦争の経緯と状況について、しっかり描いていてくれたらもう少し感情移入できたかもしれません。本編の中では描かないにしても、たとえば「イノセンス」の冒頭みたい(あれはDVD版だけかな?)に経緯についての事前インプットがあると良かったかなと思います。

少なくとも今のアニメ界におけるCG技術の一時代を築いた作品なわけで、一度は見ておいて損は無い作品だと思いました。


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