感想は観想に似たり 3rd

アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの感想を、趣くままに書き綴ります。

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エウレカセブン第9話 感想

この回は物語り全体にとって重要なことが盛りだくさんでなかなか書きたいことがまとまらなく(いつもまとまってないですが)大変でした。ある意味1クールの核となる1話だと思います。

ってことで本題です。
前回の感想でも言いましたが、9話は8話の続きになっています。前回登場の「ヴォダラク」というキーワードを中心として、レントンが(視聴者が)今まで知らなかったことを少しずつ明かしていっています。それは自分が生きている世界のことだったり、エウレカとホランドの過去だったり、レントン自身が今していることの意味だったり。そしてそういう現実に直面したうえで、レントンとエウレカはこれからの自分たちの進む道を「選択」しました。
そしてもうひとつのキーは、エウレカがレントンと出会ったことで自分自身が変わっていくことを自覚し始め、そのことを不安に感じ始めているということです。
ということで、この回は結構盛りだくさんです。


まずはペーパームーン・シャインというタイトルがいいですね。なんか綺麗です。


●冒頭のティプトリーおばさん
「なんでもお見通しか・・ま、デルシエロはあんたらにとっては大切なところだしな・・」
「・・同時にあそこは、訪れた全ての人にとって選択の門になるのよ」
まずはデルシエロという土地に対する情報の植え付けです。ヴォダラクの聖地であり万人にとっての「選択の門」であると。そしてその言葉に静かに同意するホランド。
この時点でこの場所で過去に何かあったことを感じさせます。

「お礼というわけじゃないんだけど・・・」
「いらねーよそんなモン・・」
「いいから持っておきなさい。・・そのときこれがなければこまるでしょ?」
「わかったよ。こんなモンが必要とならないことを祈るよ。」
といいながらもらった黄色い液体の入った瓶。
これはいったい何でしょうか。最初に見たときは、ティプトリーおばさんとホランドのやりとりからして、何か辛いことを緩和するもの、麻薬みたいなものかと思いました。まー、先を見れば何に使うものなのかはわかるんですが、じゃあこれがいったい何かというとよくわからず。濃度の濃いトラパーという見解が一般的なようです。しかしこの時点でエウレカがああなるということをティプトリーおばさんは予想していたんでしょうか。だとしたらすごいですよね。


●ドギー兄さんとレントンとリフとホランド
レントンが何か言うと、いつも「わがんね。」なんて頼りない兄さんなんでしょうかorz
しかし二人でリフしてたのにレントンに対してだけホランドガン切れ。。。
「・・こんなスポットが出来たことに、感謝したいなって・・」
パンチ!×2発
デルシエロがこうなった背景やホランドの思いを知っていればこのレントンの台詞は許されるものではありません。でもレントンはそんなことは知らなかったわけで、ホランドの態度はまああんまりといえばあんまりですね。少なくとも大人の対応ではない。
ただこれはティプトリーおばさんという正に大人な人に触れた影響かなとも思えます。大人に接したことで無意識のうちに相対的に子供(28で子供も無いですが)としての振る舞いをしていて、ティプトリーさんからもそう扱われ、ホランド自身もそれに対して安心みたいな感覚を持っていたんじゃないかなぁ。だから結果として精神的に退行したというか、子供っぽさが浮き出たみたいな感じになったのではないかと思います。

そしてレントンプチ家出。前方不注意は危ないですよ。

●おばさんと再会
はやっ!さっき別れたばかりなのに・・・
ここでおばさんから、自分が知っていることは物事のただの一片でしかない、しかももしかしたらその一片すら間違ったことかもしれないということを教えてもらいます。ただ、ここで聞いたことはレントンの耳には入っているけれども、正直あまり実感していなかったんじゃないかと思います。
で、直後のエウレカの石投げつけられシーンからの一連のやり取りで、おばさんが言っていたことの本当の意味を知っていくことになるんです。

●エウレカの過去
「・・仕方ないんだよ。だって、あたしここで、大勢の人間たちを殺したんだから。この町に住む人間を殲滅すること。それがあたしたちSOFに与えられた任務だった・・・だけど・・・」
「まさか、そのときの子供たちが・・」
「うん、モーリス、メーテル、リンク」
「そんな。じゃ、まさかその作戦を指揮していたのは・・・」

「でもさ、でも仕方なかったんだろう?それに君は軍人で・・」
「わかってない・・・君もそれに加担しているんだよ。この戦争に。」

「それじゃあエウレカ、戦わせるために俺を連れてきたのかよ!」
「そうよ。君がいないと、ニルバーシュはちゃんと動いてくれないから・・・」

「・・エウレカ、君は嘘をついているよ。罪も無い人が殺されていくのがいやなんだろう?どんな形でも、償いはするんだろう?」
「でも今出て行ったら、ホランドたちに迷惑が・・・」

「俺は、ティプトリーおばさんたちを見殺しに出来ない!」
「それは、私も同じだよ!」
「だったら一緒に行こう!エウレカ!!」
==ぴぎょーん!!==

きたーーって感じです。この盛り上がり方、本当に最高!!あのコンパクドライブが光るとき、いっつもいっしょにぴぎょーんって叫んでます(←馬鹿
レントンの台詞かっこいいし、ニルバーシュががそれに答えるところも本当にわくわくします。もうデューイ側の話なんてどうでもいいです(ぉぃ
エウレカの重い過去をエウレカ自身の口から聞いて、レントンはもちろんとても動揺していたはず。ましてや自分が前に言われた、「君じゃないとダメみたいなの」という意味が、戦争をするために必要だからという意味だったという衝撃的な告白までされ、今自分自身も戦争(人殺し)にかかわっているという事実を突きつけられた。にもかかわらず、エウレカがしてきたこととそのとき思ったこと、いましていることと今思っていることを、的確に読み取り、そこに全力投球で自分の今の思いをぶつけて行っています。この台詞は、レントンの気持ちがまるでトラパーのように溢れ出てきている台詞です。この脚本、まじでハンパ無いっす。

●エウレカの変化
「・・・俺は、昔君がここで選んだことってすごいことだと思うし、そのすごさは、今も変わらないと思う。ここが変わらないのと、同じようにね・・」
「君が、例えどんなことを前に選んでいたとしても、俺は君を信じるし、それに俺はそのときの君から、何も変わってないことを信じるよ。」
「変わった。わたし、変わっちゃったかもしれない。君が来てからわたし、変わっちゃったかもしれない。」

もーレントンかっこよすぎ。泣いてるエウレカ可愛い過ぎ。
でもこの台詞、ちゃんと考えると結構難しいんですよね(私が馬鹿なだけか)。まず、エウレカは自分自身が変わってしまったことに対して涙を流していますが、ここではレントンが来る前と来た後とで変わっていると言っています。
つまり、エウレカはこの時点までで3段階あるってことになります。
?言われるがままに人を殺していたSOF時代のエウレカ。
?子供たちを助けたエウレカ。
?レントンに会ってからのエウレカ。
ただし?については現時点でどう変わったのかは描かれていません。(むしろこの変わり方っていうのが今後一番の焦点になっていくんですけどね。)で、上記それぞれのエウレカが何を以って分かれていたのか(変わったか)というと、その時何を大切に思っていたかによって分かれていたんだと思います。
?ホランドからの命令。
?子供たちの命
???(ええ、レントンですとも(わざわざ上で伏せているのにバラすな!))
今のエウレカは、自分にとって大切なものである子供たちの存在と、レントンに会ってからのレントンの存在がどうにも同じような違うようなよくわからない状態になっているんじゃないでしょうか。もちろんそれはレントンに対して恋愛感情を抱き始めているということなんですけど、たぶんエウレカはそのことを自覚していなくて、そのため恋愛初期における不安定な精神状態そのものに強い不安を感じている状態が、今の(変化を恐れる)エウレカの状態なんだと思います。(えらそうに語るな!
うーん、でも(自分で書いておきながらなんですが、)まだこの段階ではそこまでもいっていないような気もしますが。。。いずれそうなることは間違いないんですけどね。


そうそう、前回感想で触れた以下の台詞。
「みんないなくなっちゃうの?」
「馬鹿。あの時とは違うだろう!」
「みんな帰ってこない・・・」
これ、あの時って言うのが今回のエウレカがモーリス達の(おそらく)親を殺したことを言ってるんだとしたら矛盾が出ます。だってリンク絶対意識ないでしょ(爆)年齢的に言ってもこのときのことを覚えているとは思えません。いえ、些細なことですよこんなことはね。ちょっと言ってみたかっただけです。


あ、忘れてた。レントンが晴れてゲッコーステートの正式メンバーになりました。よかったね^^

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